キンカンのブログ

気が向いたら書いています。

2024/04/17

成人を迎えてしまった。軽く絶望している。まあ大学にも受かって進路に不安があるわけではないが。それに一応この年になるまでいろいろ苦労もしたしなんだかんだで頑張ってきたと思うし。だが、その結果として今の自分が20歳にふさわしい精神と相成っている…

2024/03/09

つねに、前提や現行の価値観がおおきく揺らぐような提言の後では、静的なものは否定され動的なもので説明をつけようとする動きがある。つまり努力し続けることこそ大事という理論であったり、反証主義のようなことだ。これはいうなれば信じ続けるためのクッ…

2024/3/5

ブレア・ウィッチ・プロジェクトを見た。 以下、ネタバレあり。 前情報がある程度入っている状態でみたが、ちゃんと怖くてよかった。やはりホラーは高画質であればよいものではなく、またカメラワークが洗練されていればよいというものでもないということが…

2024/2/29

「LAMB」と「ホームアローン」を見た。Youtubeで暇つぶすのもいいけど、映画のほうがなんか罪悪感ないんだよね。なんでだろ。何か映画のほうが教訓とか受け取ろうとしてみてるからかな。まあいいや。あ、ネタバレあるかもしれないから注意。 「LAMB」の感想…

2024/02/24

また久しぶりに日記を書くね。いや、忙しかったわけじゃなくて、サボり。うん。最近ゲームとかyoutubeとか遊びまくり見まくりのだらけきった生活を謳歌してるんだけどね、このままじゃだめかもって頭じゃわかってるけども、やっぱりこの生活が続くうちは続け…

眠たさ

目のあたりにとろとろとした灰汁がたまってくる。その灰汁のぶんだけ、まぶたはずるずるとおもくなる。現実は眼のそとに広がっているが、どんどんと薄まり力が入らずくぐもった肌色の世界に落ちていく。その世界は漏斗のように下のほうには一度落ちれば戻れ…

2024/01/20

そろそろ新年の空気も完全に抜けきった。春を待つ心に徐々に意識が向く様は蕾が芽吹く瞬間のようで、静かに横隔膜で心が躍る感覚がある。そして新年でゆるみきった心が徐々にしまるようでもある。ところで私は、というか私の家族はいつも年明けには親戚で集…

2023/11/07

日記って今日あったことを書くものだよね。でも今日はちょっとそれからはずれて、こないだあったことを書きます。まあいいよね。で、こないだあったことが何かっていうと、家の近くにある中国のものが売ってある店に行ってみたってことでね。「輸入品」「品…

2023/10/25

最近すっごい寒くなった。 お腹を壊しやすい体質なので困ることもあるが、お風呂に入る頻度を減らせるので貧乏学生にとってはありがたい。お風呂に入る頻度が減ると当然ながら使うガス・水の量が減る。そして洗濯するものも減りさらに水道代の節約になる。あ…

2023/9/26

少し前から一人暮らしを始めた。最近日記を書いていなかったのも新居にWi-Fi環境がないためで、今は仕方なくスマホで書いている。ずっと一人暮らしをしないとと思っていたがとくべつ一人暮らしに憧れがあったわけではなく、ただ時間の無駄を惜しんだだけのこ…

2023/09/05

久々に日記を書く。特別書くことがなかったわけではないが、なんとなく忘れていた。というのもバイトが忙しかったり、コロナウイルスとインフルエンザウイルスに立て続けにかかったりと立て続けに面白いことが舞い込んできて生活をかき乱していったからだ。…

2023/8/15

ひさびさの日記。数日前にコロナにかかり暇なので書く。今数日前と言ったが、それは嘘とまではいかないにしても誠実ではない物言いだ。日曜にコロナにかかって今が火曜日なので3日前だ。数えれば手間にもならず記憶もはっきりしているのにもかかわらずこうし…

生傷

暗灰色の土砂降りの中をかき分けて乗合馬車は前進してゆく。からからから。地面の石畳は濡れて波打つように黒く光っている。散り散りにみられる水たまりには、石造りの町の風景が逆さまに、明瞭に、そして一層昏く映っている。 「ひどい雨ね。」馬車の中で夫…

なにかゾンビのようなものに追われて家族とともにあるそれなりに大きな家に逃げ込んだ。紺色のような緑色のような、とにかく身の危険を感じさせる化け物がたくさん迫ってきた。家はどこか懐かしい感じがした。外観を見たときはそうは思わなかったのだが。内…

2013/04/07

ほとんど一日中絵を描いた。大学の履修登録が一応完了したのでゆっくりできた。昨日、大学に行ったときは連続で5時起きするわ雨は降るわでいいことなしで気持ちが沈んだがなんとか耐えた。中学校の時も高校の時もそうだったが、自分は慣れない環境に身を置い…

まわるろうか

自分の中でゆっくりとだが確実に変化してきているものを感じる。それは姿勢と言おうか志向と言おうか、少し大仰にいうならば未来への向き合い方が変化している。今までは、未来にこそ今は持っていない自由や知識や幸福が確実にあるのだという考えに基づいて…

はなす

人間関係が苦手だ。具体的に言うならば、人間関係の保持が苦手だ。構築に関しては人並みと言える、と思う。またそれらを考慮しない場合の会話の能力としては中の上なのではないかと思う。もちろん会話の能力の定義を、相手にうまく話を合わせられるかどうか…

血の滴る感覚

私は鈍ってしまった。 なんにも分からない、ナイフで肝臓をえぐり取られてもなんにも思わないような木偶の坊になってしまったようだ。危機を危機として捉えず、「いっそそうなったら面白い」と薄ぼんやりと開いた眼で思っているようなそんな希死念慮のぼんく…

悪夢

気がつくと薄暗がりの中にいた。足元には苔のようなものがかさぶたのようにへばりついている。頭上には赤々としたランプが拍動するように輝いているため、黒い苔は漆塗りのような赤色の地に黒色を塗ったような色だ。周囲は薄灰色のコンクリートで囲まれてお…

2023/3/18

今日は朝は怠惰に過ごして、その後父と大学への入学に向けて必要物の購入をするべく外出した。主に買ったものは服だったが、自分は今までファッションというものに関して考えたことがなく(というと正確ではない。面倒くさいものだなと考えたことはあるが)…

2023/3/16

昨日の花粉がひどかったため相対的に本日の花粉はきつく思わない。それもあって、今日は外出して買い物に行った。服と本(TOEIC対策のための参考書など)を買うための買い物をするのでまずTSUTAYAに向かった。自転車で行くと20分ほどで着いた。このTSUTAYAは…

2023/3/12

大学に合格した。良かった。中期の試験を終えたあとで帰りの車の中で知った。喜びなどという安易な表現で片付けてしまいたくない気持ちだが、実際はもっと単純な___安堵、または緊張からの開放が麻痺するような感覚として全身にあった。徐々にうるさいほ…

2023/3/9

今日はなぜか朝早くに目が覚めた。いや、本当は腹の調子が悪くなったからだ。朝早く起きたときの誰もいない、新雪のような闇を照らして、自分の身体__生活をそこに捩じ込むときの気分というのは、どこか現実でないような夢の落とし穴に落っこちたような感…

居場所

ある少年がいた。背丈は小さく、肌は薄黒く汚れていて、着ているものといえば泥水で染め抜いたような麻のシャツと辛うじて原型を保っているズボンのみだった。そのみすぼらしい見た目に相応しく、都市部の南の外れに位置するスラム街に住んでいた。両親とも…

2023/2/26

受験が終わった。昨日が前期の受験日だったのだ。正確に言うとまだ中期が終わっていないが、前期が駄目ならもう中期に受かろうが関係ないんじゃないかというほど前期に打ち込んでいたので、いまはどうも空気が抜けてしまったような。いや、それでは共通テス…

2023/2/3(金)

先日夜7時位に受験に関する手続きの確認を行っているとき、なんと、不手際というか失念というべきか、書類の提出を完全に忘れていた。父と母と話すうちにそのことが段々と分かっていくときの空気は、一言ごとに空間にガラスが押し込められていくようだった。…

2023/1/30

寒波の余韻はまだ張り付くように残っているが、天気は実に清々しい晴れだ。今朝は学校の行事の一環で小規模な修学旅行に行く夢を見た。横浜中華街のようなアメ横のような雑多な町並みを同級生数十人の大所帯で歩いていた。私は受験生で行事などこの頃意識に…

2023/1/24

共通テストが終わり、本番モードの頭は少しづつ二次試験の勉強に向いていく。臨時カリキュラム、通称臨カリといわれる受験を控えた三年生にのみ適用される特殊な時間割がこの時期には適用される。またこの期間には個人によって違う勉強スタイルの尊重のため…

魔女

南から西を青々とした山に、北は湖に囲まれ、東には街が広がる地があり、その中央にリフラパスという村があった。まだ私が隠れて私の正しいと思う治療を密かにしてたころ 病人が訪ねてきた。60歳位で多分胸部…の奥…悪い臓器らしきものができる病気にかかって…

反省

省みるな! 自分自身を、その内実や意思、成果その全てを反省するな。どうにもうまくいかず行いを省みるよりほかないというときのみ、ほんの少しだけ、省みるのがよい。 正しくあろうとするな。他人に迷惑をかけて叱られても、ぺろりと舌をだせるような人間…