本日も日記を書こうと思い、ディスプレイに向かってウンウン唸っております。
書くことがつきました。三日坊主を踏みつけて、趣味や嗜好を切り売りして書いて来ましたが、はっきりいってネタ切れです。
どうしようかなと、 ふと上のほうをみると、
と書いてありました。
これは天啓。 早速ベイブレードについて語りましょう。
自分は学生なので自分の「懐かしいエリア」に位置するベイブレードは
「メタルファイトベイブレード」 です。
いやいや私はやっぱりベーゴマだね なんて方はお引取りください。
どうぞ、小学校に「でんとうてきなあそび教室」を開きに行ってください。
他の子はともかく、自分は結構あれ楽しんでいましたよ。
それはともかくメタルファイトベイブレード。
いま画像検索してみても実にカッコいいですね。
「メタル」の名を冠するだけあり、外側は灰色の金属がぐるりと覆っています。
また真ん中のボルトのようなパーツの上面には、BAD BOYかマンウィズのロゴを彷彿とさせる絵が でん と立派に据えられています。
懐かしさが手伝ってか、そのデザインの成果か凄く美しく格好良く、見ているだけでワクワクします。配色がグンバツっすね。
そしてこれはメタルファイトベイブレードだけでなく、ベイブレード系列すべてに言えることですが…
…これらの商品って、すごくないですか。
…どこが? と、聞こえてきましたよ。 …まあ、凄いんじゃない?とも。
まず元になる玩具からの飛躍度合いが凄いのです。比較対象をとるなら、けん玉でしょうか。けん玉で遊ぶ人は多くいます。いまでもけん玉の大会がよく開かれていますし、それらは昔も遊ばれていた「けん玉」から大きく変わってはいないと思います。もちろん多少進歩はあれど、木製がプラスチック製になってたり柄がいかつくなったりはあれど、…です。
しかし。
しかしです、ベーゴマはどうでしょう。
今やってる人はいますか?
遊んでいる人を、見かけますか?
ブラジルの人、聞こえますか?
そう、いないのです。それこそ伝統的な遊び教室でしか見ません。
それを商品に仕立て上げ、あれだけ多種多様なコマごとのデザイン、個性をだしていくのは凄まじい遊び心と創意工夫だなと感心しました。
だってベーゴマと今のベイブレード全然ちがうじゃないですか。
自分も小さい時に誕生日にベイブレード買ってもらったこともありました。
が、もう一個持ってなかったし持ってる友達もいなかったので、ず‐―‐――っと、かちゃかちゃカチャカチャ ネジみたいな全部の部品を繋げている部分を、取ったり外したり取ったり外したりしていました。
でも楽しいんです。楽しかったです。
デザインがカッコいいから。
なんか凝縮されている感じがするんですよね。カチッとハマってる。
プラスチックが主張しすぎると、全体がぼんやりしてチャチくなってしまう気がするんですが、そこらへんほんとにうまいなあと思います。
頬ずりしたくなります。
ベイブレードバーストもカッコいいですが、うーん。やはりこれは懐かしさ補正というものでしょうか。きらびやかすぎたり、大きすぎたり、プラスチックさが目立ったり。
やっぱメタルです。男は永遠に金属に心惹かれるのです。
銃、時計、車、カメラ、etc…
かの赤瀬川原平氏も主にカメラなどに惹かれる男性の心理学を「金属人類学」と定義されています。もう抗えない咎で宿命なのです。
世の、中学生男子の中にもメタリックな十字架のネックレスをしたものもいるでしょう。恥じ入る必要はないのです。車やカメラが好きなように、メタリックなアクセに惹かれてもしょうがないのです。甘い香りに誘われた私はカブトムシなのです。
これからメタルファイトベイブレードをカッコいいと思わない日が来ても。
メタリックな十字架のネックレスを恥じる日が来ても。
「メタリックが好き」
これはずっと続くんでしょうね。
そう考えると、厨ニアクセもランボルギーニも、同レベルに思えてきます。
メタリック、永遠なれ!
いつか水銀に浸かってメタリック☆自分になってみたいものです。
自己愛爆発。